土曜日, 10月 27, 2007

Ubuntu7.10インストール

7.04を入れていたPCにインストール。
アップデートでも良かったけど、時間がかかりそうだったので、homeをバックアップしておいてクリーンインストールしてみた。

使い勝手はこっそりと上がっている気がするが、これはgnomeの新版のおかげのはず。
compizはしばらくしたら飽きそうだが、視覚的に変化を認知しやすいのはいいかも。設定がもっと御気楽に出来たらな。

良くも悪くも、あまり使い勝手はそれほど変わらずです。

土曜日, 10月 06, 2007

OLPCに触ってきた

OSCに行ってきました。

目当てはOLPC実機。行った時点で準備されていたOLPC2台とも他の方がいじっていたので、ちょっと待つ。

全体
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実際に持ってみると、以外と重いというか、密度がある。重心が後ろの方にあるので、と楽な持ち方を教えてもらったが、子供にはそれでもきついんじゃないだろうか?高学年ならそうでもないのかな?基本的に置いて使うだろうから問題ないだろうが、ランドセルにあれが入ってたらきついだろうなあ。もし子供時代にあれがあったら喜んで持って帰るだろうけど。
今回触らせてもらったのはB4。会場にはB2もあったけど、B4の方が断然良かった。
スペック的にも満足できるものになっているそうだ。

ディスプレイ
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暗めの会場似も関わらず、はっきり見えていた。白黒モードも十分妥協できる範囲だと思う。日光下で見たらまた違うかもしれないけど。

キーボード
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ゴムっぽい感触で、へちょいが、子供対象だとあれでよいのかもしれない。ただ、本格的に使おうとすると外付けキーボードが必要だと思う。
今回説明してくれたSqueak-jaの人にも分からないというキー(手形キー)が気になる。
OLPC WIKIによると自由に使えるキーのようだが。実際使ってるActivityはあるのかな?
Human Interface Guidelinesにもこのキーへの言及ら敷物があるが、やはりよくわからん。
(Grab Key + タッチパッドでスクロール操作?)

意外なほど、実行性能は高い。複数Activityを立ち上げたらまた違うかもしれないけど、今日見た範囲では、なんの問題もなく動かせた。もちろん(先進国の)大人のビジネスに使えるかといったら微妙だが、それは明らかにOLPCの目的と違うだろう。

他にもUbuntuやMozillaなどなどにお邪魔しました。

火曜日, 10月 02, 2007

電脳コイル 夏休み編まとめ

前のデンノコエントリーから大分あいてしまった。9月最後の回を見てないけどまとめ。

夏休み編はタイプベータのイリーガル+自由研究、
イリーガル=ウィルスというのが、あの世界の一般的見解らしい。なんとなく違和感はあるが、現在の(広義の)ウィルスもボットネットを構築したり、既存ネットワークを媒介に大繁殖しているわけで、ああいうのを動物としてビジュアライズすると、あんなものかもしれない。
ただ、イリーガルは(電脳)世界のルールに対し、単純な反射ではなく高度な知識処理を行なっているようにしか見えないわけで、そんな高度なソフトウェアのことをウィルスよばわりするのはなんとなく気が退ける。これが違和感の正体なのかもしれない。

別の話になるが、サイバースペースの誕生をニューロマンサーとすると、そこには誕生時点から「冬寂」とか「ニューロマンサー」といったイリーガルなソフトウェア生命とでもいうようなものが存在していたわけで、多くの電脳サイバーパンクは奇妙なほど、この伝統に従っている。
ニューロマンサーでは最終的にAIがある種の神として振る舞うようになるが、電脳コイルにおけるミチコさん(道を呼び出すから道子だろうか?)はまさにそれにあたるようだ。イサコがミチコさんを呼び出すためにキラバグを取り込むのは、ニューロマンサーの続編であるカウントゼロやモナリザオーバードライブで、AIの力を使うためにロアを憑依させることを彷彿とさせる。

ただ、「あっち」に魂を持っていくという性質を考えると、ミチコさんはロアというよりかは、ニューロマンサー(神経使い)のようだけど。ということは「冬寂」にあたる存在の登場もあるのかなあ。冬になるし。