金曜日, 4月 25, 2008

New York Comic Con 2008

忘れそうなのでだらだら書いてみる。

企業ブースだけのコミケという印象。それと元々向こうの文化だからか、コスプレが多いのが特徴的。スターウォーズやXマン系が人気だけど、ナルト、らきすた、ハルヒといった日本アニメのコスプレも結構いた。規制が無いのか刀(木刀?)を持ち歩く人が多く(刀を売っているブースもある)、それでチャンバラする人もいてちょっと怖かった(注意されていたけど)。
今回「生きる伝説賞」として何人かに賞が贈られていて、その一人スタン・リーの記念講演は会場が満員どころか部屋から人が溢れているくらいの大盛況でした。

BEN10の新シリーズが出る(というか着いたその日が最初の放送だったらしい。見なかったけど)ということで、新エイリアンがうろうろしていたり、ポスターにかかれていたり。初代の10体を混ぜたような姿(アップグレード+ダイヤモンドヘッドとか)だったけど、能力も同じなのかな?
ケビンが仲間になるという超展開らしいけど、ケビンにはライバルの位置にいて欲しかったなあ。
日本ではいつ放送されるんだろう。

ジャスティスリーグのシリーズも新展開で、どうやらパラレルワールド設定を終わらせる為の物語になるみたい。この超設定のせいでジャスティスリーグはいまいち好きになれなかったので、個人的には嬉しい。
プロダクション方式は漫画家の安定雇用という面では良いかもしれないけど、延々と同じシリーズが続くというのはどうなんだろう。ゴルゴみたいな話なら続けやすいけど、バトルものはパワーと設定のインフレが止まらなくなっちゃって、初心者お断りになっちゃうような。

旧来のコミックス、カートゥーン、SFに加え、漫画、アニメ、グラフィックノベルといった新ジャンルの盛り上がりもあって、アメリカのオタク界も面白いなあというのが全体を通しての印象。

火曜日, 4月 15, 2008

PyCon2008 OLPC Tutorial 超要約 その3

チュートリアルソースコードと構造

チュートリアルソースコードの入手法

1.bzrを使う方法
branch http://www.vrplumber.com/bzr/pycon2008

2.tar.gzを使う
http://www.vrplumber.com/olpc/pycon2008.tar.gz

どちらの方法を使うにしろ、pycon2008ディレクトリってのが出来るはずです。
(注意 suやsudoでやるのは失敗の元です)

チュートリアルの進め方

pycon2008の中のshスクリプトを以下の手順で動かす
  1. 001-olpcgames-setup.sh
  2. 実施したい番号のshスクリプト

例)200番台のチュートリアルをしたい場合以下の順でshスクリプトを動かす。
001 - 201 - 202 - 203...

これまでやったチュートリアルをリセットするには999スクリプトを実行する。
(チュートリアルコードに加えた変更が全部消えるので注意)

チュートリアルを進めていく過程で、ソースコードのdiffをよく取る様になります。diff結果を読む事はより深い理解を得られます。

PyCon2008 OLPC Tutorial 超要約 その2

システムセットアップ

詳細は別の文書を参照のこと
http://wiki.laptop.org/go/Developers/Setup

この文書では簡単に紹介します。

Ubuntu

  • Janiさんが提供しているパッケージを利用する。
  • Ubuntuのインストールに2時間、Sugarのインストールに3-4分かかります。
  • http://wiki.laptop.org/go/Ubuntu#Option_3_-_Deb_Packages_for_Gutsy

Gentoo/Ubuntu/Fedora

  • sugar-jhbuildを使用出来ます。
  • Fedoraへのサポートが一番充実していて、次点がUbuntu、Gentooは動くけど、いろいろいじる必要があります。
  • 順調に行けばダウンロードとビルドに3時間ほどかかります。が、順調にいかなければ解決の為にさらに時間がかかります。
  • 結構苦労するので、これらのディストリビューションに慣れていなかったり、苦労するのが嫌なら止めておいた方が良いです。

OLPC-XO

  • Developアクティビティをインストールすると良いです。
  • viとnanoが標準で入っています。

Windows/MacOSX

  • エミュレータイメージを利用出来ます。(QemuかVMWare)
  • ただし、サウンドはサポートされないし、ネットワーク機能に制限がかかります。
  • Linuxでも構わないなら、Ubuntuでデュアルブートするか、Ubuntuマシンを用意するのが合理的です


雑感

sugar-jhbuildはFedoraが一番サポートされているらしいですが、Ubuntuに慣れている人はUbuntuでやるのが良いです。Gentooも同様。何かあったときトラブルシューティングしやすいのが一番です。
エミュレータではなく、Ubuntu入れろというのは乱暴に思えるけど、実際それが一番だと思います。
ただ、肝心のUbuntu用Sugarパッケージの出来は微妙な気がしないでもないです。大分前に入れた時に感じた事だから、今は改善されているかも。
sugar-jhbuildのビルドはものすごく時間がかかるし、いろんな問題は発生するしで結構大変です。

PyCon2008 OLPC Tutorial 超要約 その1

いろいろ端折っているので原文参照は必須。
原文は以下のページのPyCon 2008 Tutorialというリンクで落ちて来るODTファイル。
http://wiki.laptop.org/go/Tutorials

小さな人たちのために、小さなソフトウェアを作る

目的

OLPCGame/PyGamesソフトウェアを作る

具体的に学ぶ事

  • XO開発環境のセットアップ(XO本体は必要ないよ)
  • スケルトンビルダーを使ったアクティビティの作り方
  • スケルトンのカスタマイズの仕方
  • TextSprite(Pango)の使い方
  • SVGSprite(Cairo/rsvg)、SVGレンダラの使い方
  • メッシュネットワークモジュールの使い方
  • ジャーナルストレージシステムの読み書きの仕方
  • テレフォニーを使ったネットワーク構築
  • テストとデプロイの仕方

注意

  • 高度で特殊な腕前は必要ないけど、Pythonに慣れている事が前提です
  • 環境構築は別としてチュートリアルを始めから終わりまでやると、3時間近くかかります

火曜日, 4月 08, 2008

XOを日本語化

日本語化


先人の教えを参考にOLPCを日本語化。
途中でwgetをインストールするように書いてあるが、最初から入っているcurlでもOKみたい。

一番はまったのは、Browserで落としたIPAフォントのzipがどこに保存されたか分からないこと。
素直にhomeディレクトリに落としてくれればいいような気がするんだけど。
一応それらしきところは見つけたけど、名前がハッシュになっているのかな?

いろいろやるうちにJournal経由でetoyでzipが開かれるというところまでは出来たが、操作が良く分からない。
#持っている人でないと何言ってるのかさっぱりですな

仕方ないのでMacでフォントをダウンロードして、USBメモリ経由で移動。
とりあえず日本語表示出力が出来る様になった。
入力がインラインではないのがまた微妙ですが、これまで参加した国では特に問題にならなかったのかな?

しかし、こういうLinuxっぽい使い方はXOの目指すところじゃないんだろうな。

eToyを覚えると世界が広がりそうだけど、今の目標はPythonでActivityを作る事だから我慢。
とはいえ情報収集はするつもり。Squeakの本でも買うとしよう。

日曜日, 4月 06, 2008

岩手の人

いろいろ調べていたら見つけたサイト。

http://alohakun.blog7.fc2.com/

大学院生らしい、岩手人らしい。そして実家が近所らしい(岩手的距離感で)。
こういう優秀な人が活躍出来る場が岩手にあるといいんだけど。

土曜日, 4月 05, 2008

届いたよ


新しいおもちゃが届きました。

木曜日, 4月 03, 2008

WindowsでPyGtkを使うには 2008年4月版

いろんなサイトの情報が古くなっていたので、やってみたことをだらだらとメモ。
正しいやりかたかどうかは知らないし、抜けがあるかもしれない。

1.GTKを入れる


以下のサイトからbundleってのを落として展開する。
http://www.gtk.org/download-windows.html

環境変数の設定


  • GTK_BASEPATH=GTK展開先ディレクトリ
  • PATH=%GTK_BASEPATH%\bin
  • LIB=%GTK_BASEPATH%\lib


動作確認


bin\gtk-demo.exeが動けばOK。

2.PyGtkを入れる。


ダウンロード


以下のサイトのPyGTK for Microsoft Windowsのあたりのインストーラを落として入れる。
http://www.pygtk.org/downloads.html
PyCairoとPyGObjectも一応入れた。

動作確認


>>> import gtk
>>> import cairo
>>> import gobject

これでエラーが出なかったら成功。

Gladeを入れる


ダウンロード


いろいろ探して見つけたのがこれ。

http://www.idrometa.it/php-gtk/glade3-3.4.1-win32-1.zip

こいつを展開して、GTKディレクトリの同名ディレクトリを上書きするように移動。
で、glade3.exeを実行すると、libxml2.dllとiconv.dllが無いといわれるので、適当に探してGTKのbinディレクトリに突っ込むこと。
ところが、これだとpythonでimport gtk.gladeとするとエラーになってしまう。
そこで、こっちから
http://sourceforge.net/projects/gladewin32/
libglade-2.4.0-binを落として、libglade-2.0-0.dllをGTKディレクトリのbinに突っ込むとうまく行く。

未来の記事:WindowsでPyGtkを使うには 2008年9月版(Vista)