火曜日, 2月 26, 2008

ARToolKitでデジタルマンガ

電脳コイルの世界が近づいている。
マーカーを撮影した映像に3Dデータを合成できるARToolKitというのを使った動画をニコニコで見つけた。
おくればせながらすごい時代になったものだと思いつつ、今のところ、ゲームのためのプログラムということで、ユーザの作っているものはせいぜい動くフィギュアがよいところ。
もう一歩何か面白いことに使えないだろうか?

ってことで、プログラムはド素人の私が考えた。

【新しいデジタルマンガビューワー】
・白紙のマンガ単行本の各ページにマーカーがセットされてる
・それをヘッドマウントディスプレイで見る
・ページめくるところとかも3D再現
・ノドの部分とかも開き具合によって変化する

マンガを読む行為に違和感がない感じで再現できればデジタルアーカイブにも役立つと思われ。
やっぱりモニタ上でマンガを読むのには違和感がある。まあ、ヘッドマウントディスプレイでも結局モニタなので、目は疲れそうだけど。
そのうち電脳コイルか攻殻かわからないけどデジタル空間と実生活がくっつく時代になれば、今度は逆にモニタで見ていたマンガを再現することになるのかなー。

ところで、昔手のひらにイルカが乗って、隣の人の所に飛んでいくっていうVRがあったけど、あれはどうやってたのかな?マーカーなくても既に色々できるのかな。

1 件のコメント:

亀鶴 さんのコメント...

イルカのはマーカーだったはず。
あれもその後改良されてたので、今は知らんけど。
ARToolKitの良いのは、ものすごくお手軽なところやね。

漫画の表示装置としては電子ペーパーがいいんじゃないかなあ。HMDは使う事それ自体に不自然な感じがあるし。
手で操作する部分については、ARToolKitのようなものの方が、使いやすい物が出来そう。
電子ペーパーに上にマーカーを動的に生成したりとかね。