水曜日, 5月 21, 2008

XO後継機発表

いろいろ問題や議論を起こしながらも、何とか進んでいるOLPCですが、XOの次世代機が発表されました。
両面マルチタッチディスプレイで、キーボードもそれを使ったソフトウェアキーボード、なのにお値段75ドルという激安さ。100ドルも達成してないのに大丈夫かしら?
まあ、目標は高い方がいいし、目標を掲げることでほかのメーカーから同様のマシンが出る可能性もあるし、v本題である教育が忘れられない限り、悪いことではないんじゃないかな。

あと、現行機種のコストダウンとかG1G1再びとかもあるそうな。

金曜日, 5月 16, 2008

XP ON XO

前々から噂はありましたが、OLPC XOにWindows XPを載せられるようになるそうです。
途上国側からの要望らしいけど、まあ仕方ないかなあ。
カスタムLinuxとカスタムWindowsじゃ、仕事で使うという面での信頼性に圧倒的差があるのは事実だし。
MSも専用ドライバを用意してかなりの本気具合だし、ネグポンも了承せざるを得なかったんでしょうな。
プレスリリースにもある通り開発者も確かに増えるだろうし、コミュニティも活性化するし。

ただ、OLPCを知的労働の植民地としての道を広げるものにしないためにも、本筋である教育はSugarでやって欲しいなあ。Sugarの方が有象無象が出てきて面白そうな予感はあるし。

ところで、このXO版XPは一般販売はされるのかなあ、Sugar派だけど動かしてみたい。


面倒なのでちゃんと読んでないけど、SugarのMLでもこの話題でヒートアップしている模様。

日曜日, 5月 04, 2008

PyCon2008 OLPC Tutorial Step000

要約(訳)は後回しで、とりあえず進めてみる。

とりあえずスクリプトの001を実行すると、チュートリアル全体で使うスケルトンスクリプトがダウンロードされてきた。
中身は後で確認するとして、002を実行。なんかエラーになったんですが。
スクリプトに間違いがあったのかな?それとも環境依存の問題?
とりあえず文書を読む限り、buildskel.pyという起動スクリプトのオプションをここで説明したいようだ。
さて、次はActivityをデプロイするらしい。
チュートリアルに従い、cdしてデプロイ。そしてActivitiyディレクトリのシンボリックリンクを作るらしい。
なぜ?

で、ここで間違いに気づく。
どうやら今読んでいるのは、002スクリプトが何をやったかの説明であって、自分でやる必要はないらしい。
つまり002はデプロイして、Activitiyディレクトリのシンボリックリンクを~/Activities以下に作るまでが仕事だったらしい。
というか、スクリプトの内容を把握せずに実行するというなかなか怖いことをやってたわけですね。
何か問題があったらwikiに載ってないはずだけど、ちょっと迂闊だった。

気を取り直して、デプロイされたActivitiesをsugarエミュで動かしてみる。青い画面が出るだけ。
どうやらこれでいいらしい。
その後、ぐだぐだ書いてあるのはActivityの基礎みたいな内容みたい。適当に流し読み。だいたいは他のチュートリアルにも載ってる情報。pygameまわりの話がちょっとあるが、内容を掴めず。

さて003を実行。その前に中身を簡単に確認。Pythonコードの置き換えと、002までのコードとのdiffが目的のようだ。大丈夫そうなので、実行。そしてエミュで確認。
今度は青背景に白文字が出てきた。文書によるとpygameのスプライト機能で書いたらしい。
003スクリプトで作られたdiff結果を読んでみると、たしかに何行か増えている。

というわけで0番台のスクリプトは概要の説明が目的のようだ。
次くらいから、具体的なコードの説明に入るのかな?

Ubuntu Hardy Heron on 牛丼

Ubuntu8.04が出たので、牛丼パソコンの方のUbuntuをアップデートマネージャでアップグレード。
大体3時間程度で終了するも、音が出ない、キーボードの認識がおかしいと散々な状態に。
一番困ったのが、Sugarエミュレータの表示がおかしくなってしまい、リングメニューがちゃんと表示されないこと。一応動くことは動くけど、原因追求もめんどくさい。
調べてみるとアップデートマネージャ経由でバージョンアップさせた人の問題報告が目立ち、クリーンインストール組の問題報告は見当たらない。
個々の問題の解決策はあるようだけど、いちいちやってられないのでクリーンインストールすることに。
幸い、メイン環境ではないのでバックアップする量は少なめ。

で、ちょっと前にbittorrent経由で取得済みのCDを入れてLiveCD起動。
この時点で音が鳴ることを確認。やはりクリーンインストールが正解のよう。
インストール時間は正味30分ほど?途中アニメを見たりして、ダイアログを放置してたので正確な時間は分からず。

とりあえず必要なソフト類を適当に入れて、Sugar環境を作ろうとOLPC wikiを見てみると、Hardy HaronのリポジトリにはSugar関連のものが入っているらしい。これまでは公式とは別のリポジトリを登録する必要があったけど、どうやら格上げされたようだ。
将来、sugar-jhbuildを使うこともあるかもしれないけど、面倒なのでSynaptic経由でインストールする。
で、エミュレータは無事起動。

その他、プリンタも認識して、特に問題無し。

本格的にMacからUbuntuへの乗り換えを考えているけど、バージョンアップの度にクリーンインストールってのはどうなんだろう?まあMacも上書きバージョンアップはトラブルの元と言われてるから、たいした問題でもないのかな?