火曜日, 4月 15, 2008

PyCon2008 OLPC Tutorial 超要約 その2

システムセットアップ

詳細は別の文書を参照のこと
http://wiki.laptop.org/go/Developers/Setup

この文書では簡単に紹介します。

Ubuntu

  • Janiさんが提供しているパッケージを利用する。
  • Ubuntuのインストールに2時間、Sugarのインストールに3-4分かかります。
  • http://wiki.laptop.org/go/Ubuntu#Option_3_-_Deb_Packages_for_Gutsy

Gentoo/Ubuntu/Fedora

  • sugar-jhbuildを使用出来ます。
  • Fedoraへのサポートが一番充実していて、次点がUbuntu、Gentooは動くけど、いろいろいじる必要があります。
  • 順調に行けばダウンロードとビルドに3時間ほどかかります。が、順調にいかなければ解決の為にさらに時間がかかります。
  • 結構苦労するので、これらのディストリビューションに慣れていなかったり、苦労するのが嫌なら止めておいた方が良いです。

OLPC-XO

  • Developアクティビティをインストールすると良いです。
  • viとnanoが標準で入っています。

Windows/MacOSX

  • エミュレータイメージを利用出来ます。(QemuかVMWare)
  • ただし、サウンドはサポートされないし、ネットワーク機能に制限がかかります。
  • Linuxでも構わないなら、Ubuntuでデュアルブートするか、Ubuntuマシンを用意するのが合理的です


雑感

sugar-jhbuildはFedoraが一番サポートされているらしいですが、Ubuntuに慣れている人はUbuntuでやるのが良いです。Gentooも同様。何かあったときトラブルシューティングしやすいのが一番です。
エミュレータではなく、Ubuntu入れろというのは乱暴に思えるけど、実際それが一番だと思います。
ただ、肝心のUbuntu用Sugarパッケージの出来は微妙な気がしないでもないです。大分前に入れた時に感じた事だから、今は改善されているかも。
sugar-jhbuildのビルドはものすごく時間がかかるし、いろんな問題は発生するしで結構大変です。

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