茄子さんが気になっている関係(Relational理論的意味にしろ、人文的意味にしろ)を表す道具を調べてみました。技術的用語は分かりやすさ重視な説明になっているので、その点は注意。
Dee
Tutorial DのPythonでの実装(たぶん)。Tutorial Dてのは簡単に言うと、SQL系DBではない真のRDBを操作するための言語。Java実装のRelとか、他にちょこちょこ実装は存在するものの決定打はまだ無い感じ。
RelはBDBというデータベースの上に構築されているけど、Deeの場合、開発中だからなのか、cPickleというPythonのオブジェクトをバイト列にしたものを利用している。なので信頼性が微妙な気がする。
Pythonで完結する分にはO/Rマッパがいらんから便利かも。
BigTable
Googleさんが自分で作って、自分で使っているDBらしい。でっかい一つのテーブルにたくさん詰め込むイメージらしい。行毎に列の数が違うとか、セル毎?にバージョン管理出来るとか、茄子さんの求めるものにかなり近い気がする。が、Googleの中の人にならないと使えないようです。
オープンソース版のHyperTabelというのもあるそうです。
rel-tag
microformatsの一つ。Webページやその一部にタグをつけられる。上のやつらと比べて、お気楽にはじめられる。ただし、言ってしまえばただのHTMLに書き込んでいるだけなので、そのタグ同士の関係をいかに結びつける方法、可視化する方法を作り出せないと、意味無し。
個人的にはDeeに期待しつつも、rel-tagが現実的選択かなあ。サーバ側にDeeを置いてとかでもいいけど。
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